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経審 各要素の解説(2)

X点について


X点は、工事種類別年間平均完成工事高評点(X1)と、「自己資本額」「平均利益額」評点(X2)の2種類があります。


X1は、業種毎に年間平均完成工事高(小数点第1位四捨五入)を求め、その額を評点テーブルに当てはめて求めます。
X2は、自己資本の額又は平均自己資本の額を求め、その額を評点テーブルに当てはめて求めた数値(X21)と、平均利益額を求め、その額を評点テーブルに当てはめて求めた数値を足して2で割って算出します。


→どちらも激変緩和措置があり、X1は2年平均か3年平均、X2の自己資本の額は審査基準日の年度単年のみか、2年平均のいずれかを選択できます。つまり4通りのパターンのうち1通りを任意に選ぶことができます。年度ごとに、工種ごとに、完成工事高のばらつきがあるのが通常なので、その会社の事情を考慮して、会社として注力したい工種の点数が最も高いパターンを選ぶことになります。